〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第59章 可憐に華、恋せよ乙女《後編》❀明智光秀❀
「んっ…美依……」
「光秀、さんっ…ぁっあっ、やぁっ……!」
「可愛い、本当に…俺の美依、俺だけの……」
片手で胸を揉み、先を弄り。
もう片手で美依の秘部を、ひたすらに愛撫していく。
柔らかい美依の躰、熱くて。
触れ合っているだけで、くっついて溶けそうだ。
でも、その交じり合う感覚が堪らない。
愛し合うっていい、剥き出しの感情に触れられるから。
どこまでも熱に溺れて……一つに蕩け合う。
「も、私っ…ぁあっ、本当に……!」
「果てそうか…?いいぞ、そのまま果てろ。それとも…もっと必要か、刺激が。こうしたら…もっとイイだろう」
「……っぁあぁぁっ!」
中に二本指を咥えさせながら、親指で膨れた蕾をクニっと潰す。
すると、美依は腰をいやらしくしならせた。
ここが気持ち良くない女はいない。
現に、こんなにぷっくり膨らんでいるからな。
蜜を絡めた指で優しく転がし、ぐちゅぐちゅに濡らしながら弄って。
挿した二本指は鋭く抜き挿しを繰り返す。
そんな事をしてる間に、美依の声はだんだん甲高くなり、躰は痙攣し始め……
「やっ、も…だめぇ…………っっ!!」
やがてビクンっ!と一回大きく躰を震わせると、力が抜けて脱力した。
そのくせ、中は搾り取るように締め付け……
それが緩んだ時には、さらに濃い蜜がこぽこぽと中から溢れ出す。
俺は真っ赤になって荒い息を吐く美依を間近で見ながら、クスッと笑い、いつもの意地悪な口調で尋ねた。
「気持ち良く果てたな。まったく、こんなにとろとろに蕩けて…すごくいやらしい顔をしているぞ」
「だ、誰のせいだと……!」
「ああ、俺のせいだな。だが、堪らなく可愛いぞ、美依」
耳元で囁いて、かぷりと耳を噛んだら、また美依は躰を震わせ艶かしい吐息を吐いた。
こんなに色っぽい姿にもなるのだなと。
『女』としての美依は艶っぽく、妖艶で。
まるで淫らな蜜華のようだ。
その蜜に誘われ、止まった俺は蝶か。
しどけなく開かれた花弁に、止まっては蜜を吸い…
さらに魅せられて、永遠に離せなくなるのだ。