〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第51章 花時雨と恋情のアイロニー《後編》❀石田三成❀
ちゅるっ…じゅるるっ……!!
「やっ…ぁあぁぁぁぁっ……!」
「んっ…ここは、念入りに消毒しなくては……」
「そんなに、啜らないでっ…ぁっ、舌っ……!」
押し広げた割れ目に強く唇を当て、舌を中に割り込ませながら、蜜を啜って舐める。
甘い、何よりも。
濃くて、蜂蜜なんかより、全然甘い。
政宗様もこうしたのだろうか。
こうして、美依の脚の間に顔を埋めて。
────この愛しい愛液を、淫らな舌で
「くっ……」
「あっ…三成君っ……!」
「…舌では中まで届きませんね、中までもっと……」
「……っっあっ!」
くちゅっ…ちゅぷぷ……
そのまま指を二本挿入させると、美依様の腰がビクリと跳ねた。
内壁を擦って、蜜を掻き出すように……
二本の指で、美依の中を『消毒』していく。
そして、目の前でぷっくり膨らむ赤い蕾を、嬲るように舌で転がした。
感じてください、美依。
政宗様の愛撫なんて、忘れて。
貴女に甘美な夢を見せるのは、この私です。
「あんっ!ぁあぁっ…はぁっ……!」
「淫らな良い声です、美依……いつもより掠れて、いつになく色っぽいですよ?」
「三成、くんっ…きちゃう…ぁあっ、もう……!」
美依が小刻みに震えだし、絶頂間近だと言うのが、手を取るように解った。
そう、この手淫と口淫で、悶えて乱れて。
昨夜のことなんて、忘れてしまいましょう?
そして──……
私とだけ、契りを交わすのだ。
今も、これからも、ずっと。
────ぢゅぷんっっ!!
「……っっあ、ぁあぁぁぁ…………っっ!!」
ビクンっっ、ぷしゅっ……!!
中に鋭く指を突き挿した瞬間、美依様は中をぎゅうっと締め付け、軽く潮を噴いた。
そしてそれが緩むと、中からさらに濃い蜜がこぷりこぷりと溢れ出す。
ああ、やはり可愛いな。
そんな事を思いながら指を引き抜き、蜜で濡れた指を舐める。
顔を上げれば、目の前で絶頂を迎えた美依。
その姿は艶っぽく、堪らないほど愛らしく……
これが……私以外の前で、晒されたのか?