〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第46章 だいすきだよ。❀真田幸村❀
「すげーすき、だから……止められない」
すると、美依は小さく頷く。
それが『合意の証』だと解るや否や、俺は再度美依の唇を塞いだ。
蕩けてもいい、二人が混じってしまうなら……
身体の形なんて、無くなったっていい。
熱い手を這わせ、美依の肌に滑らせて。
淫らに上がる息と共に、美依の熱に溺れていった。
真ん丸の、黄金色をした満月だけが……
翳りもせずに、俺達を鮮明に映し出していた。
────…………
「美依っ…んぁっ……!」
じゅぷっ…じゅぷじゅぷじゅぷっ……!
美依の蕩けた窄まりに、己の熱を埋めていく。
狭い中を掻き分け、押し広げて進んでいけば……
美依は色っぽく着物を乱しながら、艶かしい嬌声を上げた。
「ゆきっ…ぁあっ…熱いっ……!」
「お前ん中も、すげー熱い…溶けちまう……」
美依の中は熱く、蜜が絡みついてきて。
何度味わっても、これほどの快楽は他には無いと思える。
そのくらい気持ち良くて、至極の空間。
この中を擦り上げて、突き上げれば……
さらに目眩がするほどの快感が待っているのだ。
「美依…動くぞ……?」
奥までズッポリとはめ込み、中が馴染んだ所で。
俺は浅い息を繰り返す美依の顔を啄みながら、可能な限りの落ち着いた声を出した。
「一応外だから…声は少し我慢な?」
「う、うん……」
「不安そうだな、大丈夫かよ」
「わ、解んない……」
「ダメそうなら、俺の指でも咥えてる?」
そう言って、人差し指と中指を美依の口元に差し出すと、美依は素直に、ぱくっとそれを咥え込んだ。
あ、これ視覚的にちょっとまずい。
咥えてる唇がなんかいやらしくて、そそられる。
自分でさせといて、なんだが……
妙に誘われているような気がして、自分に呆れ返ってしまう。
俺は美依の額に一回軽く口づけると……
そのまま開かせた太ももをしっかり掴み、最初はゆっくり、腰を突き上げ始めた。