第43章 微色の三日月《後編》❀伊達政宗❀

にちゅっ…にちゅっにちゅっ……




「はぁっ…ぁっ…イイっ……」

「政宗、気持ちいい……？」

「ああ、すげぇ気持ちイイ……んっ、美依…扱きながら、空いた手で先っぽ弄ってみろ」




やり方を教えてやると、美依はこくりと頷き、細い指を昂りの先に押し当てた。

片手で扱きながら、逆の手の指で、引っ掻くように動かしたり、露の出る割れ目を擦ったり。

カリに引っ掛けて、弾くようにしてみたり。
俺の言う通りに、美依は素直に指を動かす。

そのたびに、堪らない快感が身体を突き抜け……
俺はさらに息を荒らげながら、その刺激に酔いしれた。




「ぁあっ…堪んねぇ……」

「政宗、そんなに気持ちいい……？」

「すげぇぞくぞくする…はぁっ…上手いじゃねぇか、美依……！」




にちゅにちゅと酷い水音がする中、美依が嬉しそうに頬を染めてはにかむ。

ああ、口でもしてくんねぇかな……
そんな風に思って、美依の唇をじっと見ると。

俺の心を読んだのか、美依は俺の脚の間に身体を入れ……

少し前かがみになると、目だけで俺を見上げながら、言ってきた。




「ね……舌も使っていい？」




そのなんとも色っぽい言い方。
清純な美依からは考えられない、その艶っぽい言葉に、思わずやられて息が詰まる。

でも、余裕ない俺は格好悪いから。
不敵に笑って、こっくり頷いてやる。

すると、美依は脚の間に顔を埋め……
敏感な先っぽに、ちゅぅっと吸い付いた。




「んぁっ……」




ちゅっ…ぴちゃっ、ちゅぅっ……




柔らかい舌が、猛った熱に這っていく。
先っぽをぴちゃぴちゃ舐められたり、カリに沿って動いたり。

裏筋からつーっと這わされれば、腰がビクリと跳ねた。

ぬるっとした感触、温かく柔い熱。
なんと言っても、美依が俺のモノを愛撫していると言う事実に。

堪らなく欲情しては、快感が突き上げる。




(これ、視覚的にもヤバイな……)




自分の股間に顔を埋める美依。
それを見るだけで、腰は疼き……

昂りはさらに高度を上げ、イキり立ってびくびくと震えた。