〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第43章 微色の三日月《後編》❀伊達政宗❀
美依の手に押し付けるように、わざと腰を動かす。
そのせいか、反応しかかっていた俺の一物はみるみる高度を上げ……
袴の前を、だんだんと押し上げる。
「……っっ」
それに美依も気づいて、ますます顔を赤く染め。
困ったような顔をしているので、俺は身体を美依に寄せると、耳元で囁いてやった。
「……なぁ、いいだろ?」
「ま、政宗……」
「俺の役に立つように頑張るって言ったのは嘘か?」
「そ、それは……」
「お前が可愛いせいで勃っちまってる、だから…な?頼む、美依」
そのまま唇で、美依の耳たぶをはむっと噛むと、美依は大げさなくらい腰を跳ねさせる。
しばらく美依は納得いかないように、むくれていたが……
やがて小さく頷き、可愛い目で俺を睨んできた。
「あ、あんまり上手くないからねっ……」
「そんな事は気にするな、お前の手なら、なんだって気持ちいい」
くすくすと苦笑しながら、身体を少し離し、片手で袴の紐を緩めていく。
まったく、片手が釣ってあるとやりにくいな。
そう思いながら前を開き、包んでいる布を退かすと。
中から勢いよく、俺の雄が飛び出してきた。
トロッ………
すでに我慢した露で、先は濡れている。
そびえ立つソレは、また新たにぷくぷくと露を漏らしては、竿を伝って流れていた。
「あー……かなりイイ状態」
「……っっ」
「ほら……美依、頼む」
俺が美依を促すと、美依は恥ずかしそうに小さく頷き。
恐る恐る、俺の猛った高ぶりに手を伸ばす。
そのまま小さな手で、そっと握られ。
その感触だけでも気持ち良くて、俺は思わず甘い息を吐いた。
「はぁっ…イイな……」
「い、痛かったら、すぐに言ってね?」
「ん、解った」
俺が頷くと、美依は高ぶりを、ゆっくりゆっくり上下に扱きだす。
先走りが潤滑油となり、ぬるぬると肌が擦れる感覚が伝わり……
それは快感となって、腰を熱くさせる。
俺は軽く目を瞑り、艶かしい吐息を吐きながら……
その快感を味わうように、己の熱に神経を集中させた。