〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第41章 《御礼作品》私のイケナイ執事さん《後編》❀織田信長❀
「のぶ、さんっ……」
「はい、なんでしょう、お嬢様」
「まだ…これはくれないの……?」
「え……っ………」
次の瞬間。
今まで余裕に満ちていた『信さん』の顔が、初めて揺れた。
私が、その膨らんでいるズボンの前に、指を滑らせたからだ。
中がどうなってるかなんて、すぐ解る。
こんなにパンパンに、前を押し上げているんだから。
「この着物は…苦しくて堪らん」
「あ……」
「美依、脱ぐのを手伝え」
「あ、は、はいっ」
『信長様』に言われ、膝立ちになった信長様に続いて上半身を起こし。
そのズボンのベルトを緩めていく。
ベルトを引き抜き、チャックを開けて、少し下にズボンをずらすと……
信長様の高ぶった昂りが、姿を現した。
お腹に付きそうなくらいに、反り上がったソレは。
硬く筋張り、先から露を漏らしていて。
見るからに限界が近いのが、すぐに解った。
「はぁっ…少し楽になったな……」
「のぶ、さん……」
「ん……?」
「少し…触れていい、ですか」
「……『お嬢様』の『命令』か?」
私がこくっと頷くと、信長様はくすりと笑い。
私の手を、自分の昂りへと促した。
「どうぞ……『お嬢様』のご自由に」
「……っっ」
限界が近いのに、この余裕な感じ。
この『執事さん』が、もっと快感に揺れる顔が見たい。
私はそう思い、昂りをやんわり握って扱きだした。
にちゅっ…にちゅっにちゅっ……
露を手にまとわせて上下させれば、その水音が天主の中に響いていく。
昂りはどんどん硬くなるし。
露は、絶え間なく先から溢れて……
なんで、これで平気なの?
そのまま、そっと。
膝立ちになっている『信さん』の顔を伺うと。
「んっ…はぁっ………」
(あ……)
『信さん』は軽く目を閉じ、私の手を感じているようだった。
艶めかしく、漏れる吐息。
少し汗ばんだ肌も……
その全てが色っぽくて、思わず釘付けになる。
なんだ、ちっとも平気じゃないみたい。
でも、私が見ていたのは、ほんの少しの時間で。
「あ……」
そのままゆっくり開かれた紅い目と、視線がばっちり絡み合った。