第41章 《御礼作品》私のイケナイ執事さん《後編》❀織田信長❀

「ぁあっ…んっ！やっ…ぁあっ……！」

「気持ちイイですか、お嬢様……？」

「……っっ！そこで喋っちゃ、だめぇ……！」

「おや、吐息だけで感じてしまいますか…本当に貴女は感じやすいのですね、ぞくぞくします」




じゅるっ…ちゅぱっちゅぅ…じゅるるっ……！




信長様がいやらしい音を立てながら、蜜を啜り。
そして指で、膨れ上がった蕾を、転がして潰すように弄んでくる。

その舌使いも、指使いも、どうやったら私が感じるか、全てを知り尽くしているようで……

巧みに動いては、私を絶頂に押し上げてくる。




「……っっぁあぁぁっ！」




と、蕾を弄っているのとは別の指が、いきなり中に挿し込まれた。

そして、中の私が一番感じる場所を、ピンポイントで擦り出す。

信長様には、全て解ってる。
私がどうすれば、一番啼き声を上げるか。

どうしたら、すぐに果ててしまうかを。




「だめぇっ…ぁっぁあっ…それ、だめっ……！」

「随分、良さそうですね…絶え間なく蜜が、垂れてきていますよ……？」

「も、だめぇ…ぁあっ…ぁあっん！」




────そうされてしまえば、もう
弾け飛んでしまうのは、当たり前の事なのだ










「やぁ…ん、も、だめぇ────…………っっ！！」










────ビクンッッ！！




私は思いっきり身体を痙攣させ、そのいやらしい執事さんの指と舌で果てた。

頭の中が真っ白になり……
何かが突き抜けたような感覚に、ボーッとして何も考えられなくなる。

目の前では、信長様がくすくす笑うのが解って。

信長様は私に再度覆いかぶさりながら、その蜜で濡れた手を、私に見せつけるように舐めた。




「ん…甘い、啜った蜜は、蜂蜜のようですね」

「そ、そんな感想、言わなくていいです……」

「言わせてください、甘くて馨しい匂いがして…これ程煽ってくるものはありませんよ、お嬢様」

「……っっ」




どこまでも丁寧で、かしこまった口調。
瞳はこんなに、熱を孕んでいるくせに……

その余裕が、なんか悔しくなる。

いつもとは違う信長様。
乱れた燕尾服や、口調や、振る舞いや……

だから、変に煽られる。

『意地悪な執事さん』に。
もっともっと『イケナイ事』をしてほしいと、馬鹿みたいに思ってしまう。