〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第39章 サクラノアメ-朔夜-❀石田三成❀
────ずっ……ぐちゅんっっ!!
「やっ…ぁあぁぁぁっ……!」
背後から、美依様の中を突き上げると。
美依様は仰け反って、甘い悲鳴をあげた。
そのまま背中に覆いかぶさり、肩に噛みつき。
腰だけを鋭く動かしながら、美依様を攻めていく。
むせ返るような、甘ったるい匂い。
柔らかく窄まる中は、熱い蜜が絡みつき……
あの夜の再現のように、みっともなく溺れていく。
知らず知らずのうちに、魅せられていた私は。
貴女と言う蜜華に群がる、一羽の蝶で。
捕らえられたら…もう、逃げられないのだ。
ぐちゅっぐちゅんっっ!じゅぷっじゅぷぷっ……!
パンパン…じゅぼっぬぷぷっ…パンパン……!
「はぁっ…美依っ…ぁあっ……!」
「そんなに、やぁあぁっ…激しく、しないで…!」
「ごめんなさい、出来ません…止まらないのです、腰が、気持ちが、あなたを欲しすぎて……!」
あの夜も、そうだった。
貴女の声に、肌に、匂いに、蜜に。
私は煽られ、貴女を激しく犯した。
小さな躰が、いやらしく啼くたび……
『理性』と言う脆い鎖は、あっという間に切れて。
ひたすらに快楽を求める、獣へと堕ちた。
そして、駆け上がる。
絶頂に向かって、一直線に。
貴女の中に精を吐き出す、その瞬間だけを夢見て。
「美依…また、出ますよ……!」
「んぁっ待って、三成く…ぁあっ、だめったら…!」
「待てませんっ…!我慢なんて、出来ない…ぁあっ、出るっ…………!!」
────弾けてしまえば、もう
世界には、貴女しか、居ない
どぴゅぅぅっ!びゅるっびゅるるっ……!
「熱っ…中……!」
「ぁあっ…搾り取られる、イイ……!」
蠢く美依様の中は、私を覚えているのか。
イイ具合に締め付けては、残らず搾り取られる。
貴女の中ほど、至福な空間は無い。
それを知ってしまえば……
離れるなんて、出来はしないのだ。
どうして。
どうして貴女は、そんなに愛しいのですか?
煌めく、一つの炎。
嵐に散る、薄紅の桜の花弁のように。
激しく儚く、私を丸ごとかっさらっていく。