〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第36章 淡紅染まりし蜜一夜《後編》❀織田信長❀
「俺は…貴様を愛している、美依。どんな理由にかこつけてでも、貴様に触れたかった。愛しているからこそ……嫉妬した、あの男に。だから、上書きしたかった。全て…俺だけのものにしたかった」
(信長、様……)
その言葉は、じんわりと心に染み入り。
涙の元になって、さらにポロポロと雫が零れ落ちていく。
信長様は苦笑しながら、唇で涙を受け止めてくれて……
その触れ方がまた優しくて、おかしくなりそうだ。
「信じられぬと言うなら、証拠もあるぞ?」
やがて、信長様の唇がゆっくり離れ。
信長様はいたずらっぽく私の瞳を覗き込むと、腰をゴソゴソと動かしながら言った。
「現に乱れる貴様を見ていたら、こうなってしまった」
「え……?」
「これだ」
「……っっ!」
すると、私のお尻の下から、脚の間に。
男の人の『モノ』が、びょんっ!と飛び出てきた。
硬く勃ち上がるそれは、血管が浮き出るほど大きくなっていて……
ビクビクと震えながら、時折先からトロトロと露を漏らして流れていた。
「男は好いてる女が乱れる姿を見れば、感じてこうして反応してしまう。結構…我慢も辛い」
「すごい、大きい……」
「美依、鏡に手を付いて立ち、ねだってみろ」
「えっ……」
「これが欲しくないならよい。だが、まだ仕置きは続いているからな、貴様に拒否権は無い」
(そんな言い方って、ずるい……!)
私が欲しいと解っていて、信長様はあえて羞恥に晒そうとしてるんだ。
しかも、鏡に向かって立つなんて……
貫かれている顔を、私にも見せる気なんだ。
恥ずかしいけど、でも……!
信長様を欲しがる気持ちは、もう押さえようがなかった。
早く繋がりたい。
信長様と、一つになりたい。
「……っっ」
私は信長様の膝から立ち上がると、鏡に手を付き、お尻を突き出す格好を取った。
そのまま背後を振り返り……
腰を揺らしながら、信長様に一生懸命色っぽくねだった。
「信長様が、欲しいです……我慢出来ないから、早くこの蕩けたいやらしい部分を、その大きくて硬いもので貫いてください。貴方が欲しい、一つになりたい……愛しています、信長様……!」