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〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀

第33章 胡蝶ノ乱舞《前編》❀秀吉 × 光秀❀






────刹那、はらりと薄桃の桜の花びらが散った




「いい子だ……おいで」




そして、危うい光秀さんの色香に誘われるように…
私はその手を取った。

光秀さんは薄い唇の端を、愉快そうに持ち上げ。

私の火照った身体をそっと抱き締めて、耳元で『愛しているよ』と艶めかしい声色で囁いた。














────…………

















「あっ…んぅっんっぁっ…はぁっ……!」




ぐちゅっぢゅぶっぢゅぶっ…ぬぷっぱちゅんっ……!




光秀さんの熱い昂りが、背後から私を貫く。
私は木に手をついてお尻を突き出し、乱された着物で身をよじりながら……

光秀さんの猛った雄を受け入れ、甲高く啼く。

中のイイ所ばかりを執拗に擦られ、くらくらするような甘美な刺激に溺れて……
私は何度も絶頂へと押し上げられてしまう。




「やっ…ぁあっ!みつ、ひで、さんっ……!」

「はぁっ…美依…イイぞ、馨しいそそる匂いも…堪らん、はぁっ美依……!」

「あんっっ…ぁあ…はぁっはぁっ…だめぇっ…!」




光秀さんは、私の上半身に覆いかぶさると、はだけた肩口に噛みつき、そのまま匂いを嗅ぐ。

つーっと舌を這わされ、また腰がびくりと跳ねた。

その腰に腕を巻き付け、光秀さんはさらに腰を律動させる。
奥深くを、何度も何度も硬いモノで擦り上げられ……

思考回路まで破壊されるも、私の頭の中はすでに、いやらしい色魔に犯され、ひたすらに快楽を求めていた。






(もっと…私を犯して、もっと、気持ちいいのが欲しい…いっぱい、欲しい……!)






「やっ…ぁあっん、だめぇ───…………っっ!!」






どぴゅっ!ビュクッ!びゅるる……!




やがて、私が幾度目かの絶頂を迎えると、光秀さんは私の中に熱い精を吐き出した。

まるで中を焦がすように、お腹の真ん中を目指して、その熱いモノは駆け抜けていき……

私が木にもたれ掛かって脱力すると、光秀さんも一緒に脱力して地面に膝を付く。




「はぁっ…美依っ……!」




そのまま、ずるっ…と昂りを引き抜かれると、中から白い精が垂れ、脚を伝って流れていった。

光秀さんは荒い息を吐きながら、私に覆いかぶさり、耳元でまた吐息混じりに囁く。





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