〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第24章 カンタレラに久遠の蜜謳を《後編》❀上杉謙信❀
「はぁっ…ぁあっ……!」
「けんしん、様ぁ…深、い……!」
「ああ、奥まで入っているぞ…狭いが、くっ…それが堪らなく、快感だ……!」
美依の中は、驚くほど狭く。
中を押し広げながら、ずっぽりハマる感じが、何とも言えず心地よい。
これで動いたら、さらに擦れて……
未知なる快楽に思いが募る。
一体どれだけ己を満足させてくれるのか。
俺は人を斬る時の快感にも似た、その逸る気持ちを抑え。
一気に腰を振り、律動を開始させた。
ぐちゅ…ぐちゅんっじゅぷっじゅぷっ…ぐちゅぅっ!
パンパン…ぢゅくっぢゅぶっ…パンパンパン……!
「やぁっぁあっ!あっぁっ…んっぁあぁっ!」
「ああっ…イイぞ、美依っ…お前の、中は……!」
「だめぇっぁっ…そんなに、しないで……!」
「こんなに締め上げて…言える言葉か、んっっ…まるで、搾り取るようではないか……!」
弾力のある尻を叩き、掻き分け貫く。
そしてぎりぎりまで引き抜いては、また最奥を突き上げる。
えげつなく腰を振って、その良さを味わっては…
天井を仰ぎ、みっともないほど、熱く艶かしい吐息を吐いていく。
美依を今、犯している。
俺が貫いて、啼かせている。
その事が、さらに腰を熱くさせ、加速し。
狂ったように振り続けては、吐き出す瞬間を夢見る。
「やめてっ…ぁあっ、謙信…さまぁ……!」
「もう止まれんっ…はぁっ…お前に注ぐまで…!」
「もっ壊れ、ちゃう…ぁあぁっんっっはぁっ…!」
「いっそのこと壊れてしまえ…そうすれば、んっ…お前は永遠に俺のものだ…壊れても、愛してやろう、美依っ……!」
じゅぶっぢゅくっ…パンパン…ぐちゅぐちゅんっ!
淫靡な水音は、冷たい空気に溶け。
美依の喘ぎ声と、俺の吐き出す熱い吐息と。
混じり合っては、甘美な和音になる。
真っ赤に染った躰は熱く。
それはお互いに火照らされて、煽られて。
馨しい香りが、さらに神経を破壊する。
俺の着物は次第にはだけて脱げ、帯で止まっているただの布になっていた。
────しかし、熱い
熱くて熱くて、堪らない。
今日はまるで牡丹のような雪が降る、寒い日だと言うのに。