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〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀

第18章 桃色酔宴 -戯れと蜜の春- ❀伊達政宗❀






「あっ…はぁっ……」




自分ではないような、艶っぽいなまめかしい吐息。

快感に目を細め、扱く手に集中していると、何故かそれは自分の手ではないような錯覚まで呼び起こし。

擦れる水音も。
その濡れる露は、自分が垂らしたものではなく……


────美依の蜜なのか?








『政宗ぇ…あっ…やん…そんなに、したらっ……』








しどけなく開かれた美依の細い脚。
その脚と脚の中心は、熟しすぎた果実のように、とろっと蕩けて蜜を垂らし……


その窄まりは、ひくひくしながらも、ぎゅっと窄まる。


美依の中は狭いから、まず指一本で。
入口からゆっくり解してやり、それから内壁を擦るように……

第二関節まで入れたなら、くいっと指を曲げ。
そこを小刻みに擦ってやれば、美依はもっと悦ぶ。

とろりとろりと溢れ出す蜜は、甘い匂いを漂わせながら、俺の手をぐっしょり濡らして。


そして、その蜜を垂らす口を塞ぐのだ。


己の熱で。
硬く脈打ち、そびえ立つ…俺の雄で。








「んっ…美依…俺を、欲しがれ……!」








ここに美依は居ないのに、あたかもそこに居るように、美依に強請れと請う。

扱く手はだんだんと速度を上げ、握る手まで力が籠り。

そして、頭の中で美依を犯す。
この扱いている昂りが、美依の濡れそぼった蜜口から中に侵入するのを想像して。

猛った己を、美依の中に沈める瞬間に浸る。




「んっ…ぁあっ……!」




襖を背にして座っていたが、腰を浮かし。
前かがみになって、肩と首を畳に付ける。

そして、尻だけ天井に突き上げた姿勢になった。

こうすると、まるで美依を背後から貫いているような。
そんな、阿呆らしい錯覚に襲われ。

そしてまた、腰が自由になった事で、扱きながら動かせると。

獣の雄の本能丸出しの自分に、本当に呆れてくる。
それでも、想像の美依は消えない。


頭で思い描いているのだから、消える訳がない。


頭の中の美依は、うつ伏せになりながら、俺の身体の下で……

俺に身体を貫かれ、気持ち良さそうによがって、さらに中をぎゅうっと締め付けた。





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