〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第2章 蜜毒パラドックス《後編》❀豊臣秀吉❀
「あっ…美依、ぁあっ…っっ」
身体中を駆け抜け、一気に欲望が放たれていく。
身体が痺れ、強い脱力感も襲う中、出し切ったの見計らい美依の背中に腕を回すと……
繋がったまま起き上がらせ、膝に跨いで座らせた。
美依は蕩けた顔をしながら、肩をぎゅっと掴み。
息を荒らげて、間近で見下ろしてきた。
「はぁっ…はぁっ…秀吉、さんっ……」
「美依、可愛いぞ、だから…足らない」
「え………ぁあっ!」
ずぐんっっっ!
下から一回突き上げると、美依は背中を反らし、甘く悲鳴を上げた。
達してもなお、熱く昂る己の高まり。
それは衰えを知らぬまま硬く反り返り、未だ美依の奥深くを貫いている。
「お前が可愛すぎて、鎮まらない…身体が疼いて、もう……!」
「ぁあっ…秀吉、さっ…!」
「しっかりしがみついてろよ、絶頂まで一気に行くからな……」
美依の背中と腰に腕を回し、ぎゅっと引き寄せる。
美依も再度首に腕を回したのを確認してから。
一気に下からの突き上げを開始した。
ずぐっじゅぷっぐちゅっぱちゅっぱちゅんっ!
じゅくっじゅぐぐっじゅぼっぐぢゅんっ!
「やんっっぁあぁっ…深いっぁあぁぁっ!」
「美依、美依っ……!」
「秀吉さっ…ぁあぁっんっっやぁ…ぁあぁっ!」
「もっと啼け…乱れて、悶えろ……っっ!」
淫らな蜜華を啼かせて咲かせて。
狂ったように腰を突き上げては、美依を犯して攻め上げる。
泣いて歪む表情も、どんどん熱を上げる身体も。
全てが愛しく、そしてそれにみっともないほど欲情して……
また更に己を全てぶつけていく。
「美依っ…ぁあぁっ…美依っ……!」
障子の向こうなど、気にもしていなかった。
誰が聞こうと、誰が見ていようと。
それでも、美依に冒された身体は中毒になって。
部屋中に満ちる色濃い空気に飲まれて、そして。
止めどなく欲望は溢れ出す。
どぴゅぅっ!びゅくびゅくっ!ごぷごぷ……!
再度放たれた熱い禍々しい液は、美依の奥を目指して駆けていく。
頭が真っ白になって…
身体中が気怠さに襲われる。