〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第15章 胡蝶ノ蜜夢《後編》❀家康 × 三成❀
「んっぁあっ!だめっ…あっぁあっんっ!」
「美依様っ…イイ、はぁっ…イイっ……!」
「壊れ…ちゃうっ…ぁあぁっんっっやぁっ…!」
「こっちも、イイ…締まってる、美依……!」
美依の小さな躰を、犯すに犯して。
匂いに駆られ、それはすでに男の匂いに塗り替えられても。
吐き出して、注いで、種を残して。
さらに体位を変えて、めちゃくちゃに美依を攻めていく。
「やんっ…ぁあぁっやめて、だめぇ──……っっ!」
美依が果て続けても、繰り返される淫事。
それは一体誰のせい?
無知のまま無防備に匂いを漂わせた美依か。
偶然にもそれに囚われた、家康と三成か。
香水を献上した、南蛮の使者?
何も知らずに渡した信長のせい?
それは、もはや誰のせいでもなく、
理由も全て関係ない。
交尾の出来る、雌がいて。
子孫を残そうと、雄を誘うそれ。
そして、それに反応して行為に及ぶ全ても。
全て刷り込まれた、本能で。
三人は、それに従っただけなのだから。
びゅくっ!どぴゅっ!びゅびゅっごぷりっ……!
精力絶倫に吐き出される白濁達。
美依を濡らして、染め上げて。
実を結ばない精は、全て快楽のためだけの露。
それも本能なのか?
淫欲にまみれた心を、ひたすらに、
────満たすための、淫らな秘め事。
「やっ…ぁあぁぁぁっ────……っっ!!」
幾度となく絶頂を迎えた美依は、家康と三成を咥え込んだまま、畳に突っ伏した。
精液まみれの小さな躰。
何処も彼処も、濡れるに濡れて……
それは、乱れた襦袢が透ける程に。
家康と三成は美依の躰の上と下で、それぞれに達した余韻に浸り。
すでに帯でしか止まっていない着物は、八割は脱げているようなものだ。
「あぁっ…美依…最高……」
「家康、様…今度は後ろ、譲ってください……」
「仕方ないな、お前の頼みなんか聞きたくないけど…後ろも結構癖になるよね、すごいキツいし」
そう話しながら、何度目かの体位を変える。
美依はされるがまま、前も後ろも口も淫らに白濁を垂らし…
その躰を再度二人で組み敷いた。
その刹那だった。