〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第15章 胡蝶ノ蜜夢《後編》❀家康 × 三成❀
「いいお顔です、とろとろに蕩けて…すごい色っぽいですよ、美依様」
「はぁっ…みつっ…んんっっ……!」
「ああ、やっぱりいい匂いだ、堪らない…腰にぞくぞくきます」
「あっ…んっっぁあぁっ!」
三成が再度美依の剥き出しの肩口に顔を埋め、首筋から肩の線を唇で辿り始めた。
手ははだけた襦袢から胸を取りだし、そして柔らかな膨らみを揉みしだく。
指でぴんと尖った先を捕らえ、指で弄って転がし。
さらに美依の躰を火照らせ、赤く染めていく。
「はぁっ…美依…もっと啼いて、俺を感じさせて」
「いえっ…あっぁっ…や、やめ……!」
「美依様、ほら…脚が閉じてきていますよ…?」
「もっ…やぁっ…ぁあぁっそんなに舐めちゃ…!」
蕾を弄りながら、家康もまた顔を秘部に顔を埋めて。
じゅる、じゅるりと卑猥な音を立てて、蜜を吸っていく。
二人の男に攻められ、躰中はぐずぐずに蕩かされ。
勿論、美依は抗う術もなく……
何度となく絶頂に誘われては、その手の中で果てた。
「やっ…ぁあぁぁぁ────…………っっ!!」
────ビクンッッ!!
美依が痙攣し、躰を脱力させて背中の三成にもたれ掛かると。
三成はくすくすと笑いながら、優しく美依の頭を撫でる。
すると、家康もようやく脚の間から顔を上げ…
口元を手で拭いながら、その翡翠の目を美依に向けた。
「……美依って感じやすいね、何回目?」
「さぁ…全身が性感帯かもしれませんよ」
「ほんっと可愛い…我慢出来ない」
「それは私もです…もう前が苦しくて」
美依は息を荒らげながら……
ぼんやりとした頭で二人の会話を聞いていた。
何故、何故こんな事になったのか。
三成に裏路地に連れ込まれ、襲われ、家康が助けに来たかと思ったら、二人に宿屋に連れ込まれ……
着物を脱がされ、襦袢も乱され。
二人の手で、攻めるに攻められて。
そもそもが、三成が『いい匂いがする』と言ったのが始まりだった。
自身ではそんな匂いは微塵も感じない。
しかし……
家康と三成は、堪らない匂いだと。
そう言っては、匂いを嗅ぎ、躰を犯した。