〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第12章 俺の恋人は藍玉の天使《後編》❀豊臣秀吉❀
「ひぁっ…………!!」
いきなり中に入ってきたそれは。
大きくて、熱く硬く高ぶっていて……
思わず苦しくて、声も出せずに背中を反る。
だが、それを受け入れた直後。
すぐに抜かれ、そして再度ずんっ!と奥まで挿され。
それがだんだん速度を上げて繰り返され始めた。
ずっ…ぐちゅんっじゅぶっ…ぱちゅんっ!
まるで私の弱い所を知り尽くされているみたいに、硬い先が何度も何度も何度も。
私の中を擦りあげて、えぐってくる。
そこからもたらされる、甘美な刺激に。
私は啼くしか出来なくて、必死にベッドを掴みながら……
自分でも信じられないくらい、甘い声を上げた。
「あっ…ぁあんっ…ひでっ…やぁあぁぁっ!」
「んっ…美依、イイぞ…すごい、ぁあっ締まる…!」
「そん、なに…擦っちゃ、だめぇっ……!」
「悪い、止まらない…お前の中が、んっ…気持ち良すぎて…腰、動いちまう……!」
じゅぶっ…じゅぷぷっ、ぐちゅっぐちゅんっ!!
パンパン…ぱちゅんっぬぷぷっ…パンパン……!
ギシッ…ギシギシ……ギシッギシッ……
秀吉さんが私に腰を打ちつけるたびに、繋がる水音や、肌を叩く音や。
ベッドが軋む音が規則正しく繰り返され。
それに煽られ、私は秀吉さんに身を委ねながら……
快楽の波に溺れ、そして呑まれていく。
(秀吉さん、秀吉さんっ……!)
頭の中では、必死に秀吉さんの名前を呼んで。
こうして抱かれる幸せに……
眩暈がするほど、満ち足りていって。
心も、身体も。
貴方以外は駄目なんだと。
改めて、当たり前の事を思い知らされ……
そして、弾け飛ぶ。
何もかも、一緒に。
「美依っ…美依っ……!」
「秀吉、さ…大好き、だいすきぃ……!」
「俺だって愛してる…お前だけを、馬鹿みたいに、お前しか、俺は要らない……!」
「ぁっぁあぁっんっっも…だめぇっ……!」
堪えきれなくなり、頭が真っ白になった瞬間。
秀吉さんが苦しそうに、うめき声を上げた。
直後。
身体の中に一気に放たれた、熱い熱い秀吉さん。
それはお腹の奥まで駆け抜けて……
流れ込む感じが気持ちよく、私はまた身体をくねらせてしまった。