〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第12章 俺の恋人は藍玉の天使《後編》❀豊臣秀吉❀
「んぅ…はぁ……ぁあっ……!」
────聖なる夜は、蜜な一夜
貴方の手で甘やかされ、愛され。
そして、形が無くなるくらい蕩けていく。
「んっ…本当可愛いな、お前は……こんなに蕩けて、蜜を垂らして」
「はぁ…んっっ…そんなに、触っちゃぁ…だめ、だよっ……!」
肌はピリピリと敏感に熱を持ち。
身体は触れられるたびに悦んで、その証拠にはしたなく蜜が零れて脚を濡らす。
秀吉さんの長い指をしっかり咥え込んでいる私の蜜部は、まさぐられる度に崩れて声を上げて。
ぐちゅぐちゅと卑猥でいやらしい水音は、私の狭い部屋に響いて、冷たい冬の空気に消えていく。
「やっ…ぁあぁぁっ…………!!」
────ビクンッッ!!
そのまま絶頂を迎え、果ててしまった私は。
息を荒らげながらベッドにうつ伏せになった。
秀吉さんも、その熱く濡れた身体を私に預けて、背中に覆いかぶさってきて……
背中を、これまた熱い唇で優しく噛みながら言った。
「本当にお前は感じやすいな、可愛い」
「ううっ…ひどいよ、秀吉さん……」
「酷くないだろ、こんなにぐずぐずになるまで蕩けといて……それに、なんだかこの褥はいいな」
秀吉さんがわざと身体を揺らし、ベッドをギシギシと軋ませる。
その音を聞き、くすくす笑って……
さらに私のお尻を突き出させ、脚を開かせた。
「この軋む音が、なんかお前を抱いてるって実感していい。ちょっと狭いけど、お前とくっついて居られるし」
「ひ、秀吉さんのえっち……!」
「なに訳解らない事言ってるんだ?ほら…もっと熱を感じたいなら、ちゃんと受け入れろ」
「あっ……!」
その時、敏感に濡れた蜜部に、熱く硬いものが触れた。
そして、そのままゴリゴリと前後に擦られる。
ドクドクと熱く脈打つそれが、秀吉さんの熱い昂りだと解り、思わず腰が強ばった。
「ほら…そう固くなるな。もっと良くしてやるから…力抜け。いい子だろ、美依」
優しく腰を撫でられ、その手の感触に思わず深い息を吐いて、力が抜ける。
次の瞬間。
蜜口に鋭い先が押しつけられ……
一気に中の奥底まで、身体を貫かれた。