〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第96章 桔梗色の恋情と雪の華❀明智光秀❀
「あっ、ぁっ…」
「んっ…美依……」
「そ…んな、したらぁ…!」
「嫌、ではないのだろう?」
ちゅっ…ちゅぅっ……
首筋から鎖骨、胸の谷間から柔らかな膨らみや。
脇腹、へその上、下腹の際どい部分まで。
音を立てながら強く吸い、その後は躰を起こして、今度は下半身だ。
「んんっ…みつ、ひでさっ…」
爪先、足の甲。
ふくらはぎを噛んで、すねから膝を通り、先程痕をつけた内太ももにも。
丁寧に、それでもきつく吸い付いて、一つ一つ痕を残していく。
躰中に咲いた華は、俺の所有痕だ。
お前は俺のものだと…
それを解らせるために爛漫に咲く。
美依が寂しくないように、なんて…
それこそ言い訳なのかもしれない。
そうやって、お前を離れさせないようにして。
────これでもかと言う程
俺に溺れさせたいだけなんだ
「はぁっ…見事に真っ赤に咲いたな」
「もうっ…」
「だが…大事なのは"ここ"だろう?」
「あっ……!」
俺が美依の太ももを大きく開かせ、その秘密の場所を暴くと、美依は小さく悲鳴を上げた。
無意識に脚を閉じようとするので、しっかり掴んで押さえつけて。
そして、そのまま間近で…
その『女』の場所を見つめたら、思わず口から感嘆の溜め息が漏れた。
(……堪らんな、ぞくぞくする)
美依の蜜華は膨れ上がり、ヒクヒクと震えては、中からとろり…と蜜を零していて。
その淫らで美しいこと。
おまけに馨しい匂いまでして、一気に躰の芯から滾った気がした。
「こっちにも、俺を刻んでやらんとな」
逸る気持ちを抑えきれす、甘い匂いに誘われるがまま、その蜜華にちゅぅっ…と吸い付く。
途端に美依が躰を跳ねさせて。
まるで泣き声のような甘ったるい喘ぎ声を漏らした。
「みつっ…そんな、とこ、だめぇっ…!」
「んっ…一番俺を覚えてなければいけない場所だ」
「やっ…ぁっあっ…!」
ちゅっ…ぢゅっ、ぴちゃっ……
蝶が蜜を啜るが如く、蜜華に群がる。
入口を舌で解しながら、中の方まで差し入れたり。
柔く花弁に甘噛みすれば、滴る蜜が唇を濡らして…
それをぺろりと舐め取ったら、まるで躰が媚薬に冒されたみたいに痺れた。