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〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀

第9章 聖戦!HONEY*NOEL ❀政宗END❀





「美依っ…もっと、もっと……!」




まるで懇願するように。
開いた美依の脚を肩に掛けさせ、前のめりになり、さらに奥深い所を貫くと。

美依は腰を反らせて、さらに甘く声を響かせた。

ああ、イイ所に当たっているらしい。
そう思って、そこばかりを集中して擦り上げる。

熱い腰を降って振って振って……
美依の崩れるような声を聞きながら。

二人で熱を分け与え、そして。
汗ばむ肌を重ね合わせて、蕩けていく。




ぐちゅっぐちゅっじゅぷっぱちゅっぐちゅんっ!
ぐぢゅっ…パンパン……じゅくぅっパンパン……!




「美依っ、出るぞ…もう、出るっ……」

「政、宗っ…ぁあっ…だいすきぃ…ぁあっぁっ!」

「俺の方が、好きだ…美依っ…お前を、お前だけを、愛してる……!」




お互い好きだと、何度も伝えあって。
自然に重なった唇で、中を貪って。

絡め、絡ませ、視線も、舌も……

今日は白い聖夜。
辺りは雪で白く染まり、とても寒い筈でも。

褥の中は、こんなに色鮮やかで、暖かだ。

そして、弾け飛ぶ。
気持ちも、躰も、欲望も。


────聖なる夜は、艶やかに色づく。






どびゅっ!びゅるるっ!ごぷっごぷり……!
















注ぎ込んだ白い熱は、美依の奥を目指して流れていき。

心地よい気怠さと開放感と。
そして……満たされる、幸せ。

とろとろに蕩かしてやると言っておきながら。
結局蕩けてしまった自分に苦笑しても。

それでも、愛しい気持ちは消えない。

もっと高みを目指して……
再度繋がりあって、溺れていく。







「美依、もっと…しようぜ?」

「もう、政宗…本当に溶けて無くなっちゃうよ…」

「いいじゃねぇか、二人で溶けて混ざっちまえば。そうしたら、もう…離れなくて済むだろ?」

「……っっ、ばかっ」

「いいんだよ、幸せだから」






聖なる夜に口づけを。
愛しい美依には、溢れる愛を。


お互いの熱で温め合いながら……


聖なる蜜夜は過ぎていった。
愛しい者を手に抱ける喜びを。


痛いくらいに、噛み締めながら──……














────…………








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