第9章 聖戦！HONEY＊NOEL ❀政宗END❀

「なぁ、美依…」

「んっ、何……」

「動いていいか…結構思いっきり」

「……っっ」

「駄目なら、ゆっくりでいい」




一応美依に尋ねてみる。
駄目だと言うなら仕方ない、まぁ次もあるし。

そんな事を考えていると、美依が背中にきゅっと腕を回してきた。

そして、真っ赤に潤ませた瞳で見つめてきて……
小さく、こくっと頷いた。




「勝手に、クリーム塗って舐めたり、好き放題したくせにっ…今更、なんで聞くの……？」

「美依……」

「政宗が嫌なら…もうとっくに逃げてるよ。だから、政宗の思うようにして」

「……っっ」

「とろとろに蕩かして、最高に気持ちよく、してくれるんでしょ…？」




(…馬鹿、煽ってんじゃねぇよ、本当に限界だ)




熱くたぎった腰は、もう堪えきれないほど疼いて。
早く解放しろと、声を上げている。

一回突破したら、もう止まれない。

そんな予感はあっても、もう──……
我慢なんて、効かなくなっていた。






「……上等だ」






余裕のあるフリをして、美依の腰をぐっと引き寄せる。

そのまま美依の膝裏に手を当て、ぐいっと開かせ。
そのぐずぐずに蕩けた蜜口に打ち付けるように……

美依の奥を目指して、突き上げ始めた。




ぐちゅっぱちゅんっぐちゅっぐちゅっ…ぐちゅぅっ！




「あっぁあっ…んっっまさっ…ぁあぁぁっ！」

「はぁっ…美依っ…すげぇ、イイ……！」

「中っ…ぁあぁっまさ、むねぇっ…んっっ！」

「擦れて、いいだろ…？すげぇ締まって…ぁっ…！」




ドロドロに蕩ける美依の中。
それは熱く熱く、全てが溶かされるようで……

狭い所を掻き分ける、その感覚が堪らない。

ほぼ未開発の美依の身体を。
自分の色に染め上げ、そして……

艷めく蜜華の、その花弁を咲かせていく。




「ぁあっん…政宗、政宗ぇ……！」

「ほら、しっかりしがみつけ…んっ…そのまま…！」




美依が背中に腕を回し、その手で爪を立てた。

その痛みすら愛しいもので。
例え明日、引っ掻き傷だらけになったとしても……


『これ、いいだろ？』


そんな風に自慢してやる。
だって、それは甘い甘い傷痕だから。