第88章 Dear…《後編》❀豊臣秀吉❀

「んっ…ぁっ、ぁんっ……」






最愛なるお前に溢れんばかりの愛を。
その熱は、もう冷めそうにないから。

不敵に笑って、口づけて……
もうお前から離れないように、がんじがらめになってもいい。






「美依……」

「ふっ…ん、やぁ……！」

「しーっ…珠々が起きるだろ？」




くちっ…くちっくちっ……

指に熱く蜜が絡みつく。
その美依の『女』の部分はとろりと蕩けて、みずみずしく潤っていた。

寝間着を乱しながら、四つん這いになる美依。

俺はそれに覆いかぶさり…
片手で胸の頂を、片手でその濡れた秘部を愛撫している。

胸の先も、もう尖っていやらしく形を変えていた。

同時に美依の弱い部分を攻めながら…
その耳元で、甘く囁いて息を吹きかける。




「声、我慢出来ないのか……？」

「はぁっ…ん、だって……」

「じゃあ、ここに触れたら、どうなるんだ？」

「…っぁあっ……！」




必死に声を堪える美依に意地悪するように、人差し指でくにっ…と下の花芽を押し潰した。

そのまくるくると指で円を描くように弄る。
蜜で濡れた俺の指は、滑らかに動き…

その動きに合わせるように、美依の肌はビクッビクッと震えて、またさらに赤く染まった。




「秀、吉、さっ……」

「ぷくって、可愛いな…ここ」

「い、じわるっ……」




美依の蜜華からは、絶え間なく愛液が零れて…
内太ももに伝っては、馨しい匂いを放っていた。

久しぶりに見る美依の淫らな姿。
それは俺を昂らせ、神経を鋭くさせる。

こんな『男』の俺は、娘には見せられない。

だから起こさないように…
でも限界まで、美依を攻めて甘く啼かせていく。




「意地悪、でも気持ちいいんだろ？」

「…っあ……！」




胸を包み込み、その尖りを指でこねながら、下の膨らんだ蕾への愛撫も止めない。

美依は我慢出来ないのか…
片手の甲を唇に当て、声を塞ぎ始めた。




(本当に…可愛い)




その行動一つ一つが馬鹿みたいに可愛く見える。

だから、愛したくなるんだ。
もっと、甘美な絶頂を見せてやりたくなる。