第8章 イキスギ

うわああああああ！
可愛い！なにその恥じらい方！！


顔真っ赤にして、俺の方ちらちら見て、
俺を煽っているとしか思えない。

自身が高ぶるのを感じ、
必死に深呼吸をする。


すー、はー………すー、はー……





「………………澪。」


「………。」


「俺、澪の事愛してる。
きっと、澪が思ってるよりずっと。
だから、嫌いになんてならないよ。
それに………。」



耳元に口を寄せる。


「俺、気持ち良さそうな澪見るの、
すっごく好き。
だから、もっと見せてよ、澪。」


「〜〜ッ、」

かぁっと澪の耳が赤くなる。
ホント、可愛い。大好きだよ…澪。


そのまま耳たぶを甘噛みし、
行為を始めた。
澪の服をまさぐり、
胸の飾りをきゅう、と
つまめば、ビクリと体を揺らす。


「澪、女の子みたい。」

耳元で囁くと澪は
甘い息を吐く。


「………や、違う……もん。」


「………そうなの？こんなに、
気持ちよさそうなのに？」


胸の飾りをコロコロと指で転がすと
飾りは固くなっていく。

澪も必死に肩で息をして
耐えているようだ。


案外、胸だけでイケるかもしれないな。