第8章 イキスギ
その隙に澪の両手を上にして、
するり、とプラスチックの紐を通した。
「………………ん、さがる、なにし……っ?」
「んー?今日の新しいのは
いつもとちょっと違うから。」
ぎゅっと澪の手を縛ると
澪は虚ろな目でその状況に
気付いたらしい。
口をパクパクと動かした。
「……や、なに、これ…さが、どうして…?」
澪に使ったのは、結束バンド。
手錠は澪ならすぐ解かれちゃうから
こういう安易な物が1番いいと思って。
それに………
「んあぁっ!」
胸の飾りを吸うと、澪が喘ぐ。
澪の顔は既に快感に溺れかけている。
「……さが、からだ、あつい…へん……っ」
「ごめんね、澪。
今日は澪にいっぱい
イッて貰おうと思って、
お茶に媚薬入れたんだ。
だから、ちょっとの事でも
気持ち良くなっちゃうかも。」
「………ウソ、……ひぃっ!」
澪の腹を指でなぞるだけで
腰がビクリと震える。
感度は最高だから、
澪は手を解く力も
残っていないだろう。
「やだ、解いて、さがる……いやぁ…」
「澪、心配しないで。
そんな事忘れさせてあげるくらい
気持ち良くしてあげるから、大丈夫。」
「……うぅ、へんたい……ッ」
「変態で結構。」
今日はあのマンガの広告でよく見る、
イキすぎておかしくなっちゃう澪を
見たくて、俺はこんな計画を立てた。
さて、澪が結束バンドを解く前に
始めるか。
俺はベッドの下にあるダンボールを出した。