第4章 盲目の愛と幻覚

「ふぁぁああっ！！」

晋助が俺のモノを口に入れている。
これが、通称フェラというものかと
変に冷静な理性が頭によぎる。

「ン…澪のココ…すげぇ汁出てきてんぞ…」


「あ、ぁっ…喋るなよ……そこでっ…あぅぅ」

先の方をジュルジュル吸われたかと思うと
急に根本で咥え込まれる。

晋助の口から漏れる水温と吐息がエロくて
さらに興奮してしまう。


「あぁ、は、あ、なんか…スゴイ……はぁ」

「ククッ…まぁ、1人でやるのとは
違うよなァ。」

体験したことのない快感に周りを忘れ喘ぐ。
何度も抜き差しされて
何も考えられなくなってきた。

段々視界が白く微睡んできて………

すぐにその時は訪れた。


「あ、あ、あ………ひゃあああっ！！」



俺は晋助の口の中に全てぶちまけてしまった。



晋助は一瞬驚いたように顔を強ばらせたが、
すぐに躊躇なくそれをゴクリと飲み込んだ。


「あ………うぅ………」

1滴も残さぬように
尿道に残った少しの精液もジュルリと吸われる


「………ん、ごちそーさま。」


「しん…すけ…飲んだの…？」

「ククッ…美味かったぜ。」

「う"………。」


飲んだのか…。
思わず赤面すると、ぺろりと舌を出す高杉。
俺の精液が舌に残っていて、
嫌にもなく興奮した。


「ーーーッ」


恥ずかしくなって、顔を晋助から背ける。
晋助は顔をまた俺の自身に近付けた。

「ハァ…澪。」


またフェラだろうか。
ギュッと目をつぶって刺激に耐えようとすると
自身のその先に何かが触れる。


「ーーーーーッあ、や、そこは……！！」

「ココも解さねぇとなァ。」

指で穴をするりと撫でられ、晋助の舌が
ゆっくり入っていく。



「ううぅ……いやだ………しんすけぇ…。」


感じたことのないそれは
中を蠢き、じわじわと溶かしていく。


いやだいやだと首を振ったり
晋助の頭を抑えたりするものの、
晋助は一向にやめる気はないらしい。