第1章 メスイキ
「お、終わった…。」
恥ずかしそうに出てくる澪は
上も下も脱いで裸だ。
「お、えらいえらい。
じゃあこれ着せてあげる。」
取り出したのは女物のロングTシャツ。
ネットで調べたら、雰囲気が大事と
書いてあったので毎回着せる様にしている。
着させてあげるのと、パーカーのような
布地のTシャツなのは、俺の個人的な趣味だ。
下着は付けない。どうせ、すぐ脱ぐし。
「…ん。」
Tシャツは少し大きめで、
袖から少し手が出るくらい…
つまり萌え袖ってやつね。それも俺の趣味。
「ん、じゃあここ、座って。」
「………う、うん………。」
ソファに座った俺の上に澪が跨る。
その間にローションで手を濡らし、
澪のナカに指を1本入れる。
「…うぁ、ぅ………っ」
優しく入口付近をぬめぬめと刺激する。
セックスではもっと激しくしてしまう分、
物足りなさを感じる。
でも、こうやってやるってネットの記事に
書いてあったし、
この後俺が思う存分掻き混ぜてやるんだから
我慢我慢。
澪もそれは同じようで、
腰がゆらゆらと動いている。
…でも、指は増やしてやらないし、
10分くらいこれを続ける。
「……退、まだ…?」
「うん、あと5分くらいかな。」
「…やだ……俺、我慢出来ない……っ。」
「だぁめ。澪だって
後ろだけでイケるようになりたいって
言ってたじゃん。俺も頑張るから、ね?」
「……うぅ…。」
澪は焦らされるの苦手だから
やってる時はこんな感じで
いっつもネガティブになる。
「仕方ないなぁ。…服捲って。」
「……ん。」
こういう時は新たな刺激で
気を紛らわせるのが一番良い。
澪に服を捲らせると、
胸に咲くピンク色の突起が顔を出した。
「あ、もう固くなってる。」
「は、ぁ……あッ」
空いている手と口で両方を刺激すると、
澪から甘い声が聞こえる。
ちなみにこっちはもう開発済みだ。
ここだけでイケるわけじゃないけど、
澪としてはこの行為で
一番楽しんでるポイントらしい。