第3章 シオフキ
「可愛いな、澪は。
俺が気持ち良くなってるの見て
興奮しちゃったの?」
「ん…だってぇ……ふぁあっ」
澪のイイトコなんて全部知ってる。
言い訳する前にぐちゃりと指を動かしてやれば
澪は喘いだ。
澪も負けじと俺の自身に手を伸ばす。
力無き手が、俺の自身に触れた。
それだけでドキドキして半勃してしまう
自分が笑える。
「退だって…興奮してる……ぁっ!」
「そりゃあ、澪が
可愛いから仕方ないね。」
お互いがお互いを刺激しているこの状況に
甘くとろけていく。
俺のが完勃したところで、澪は俺を
もう1度押し倒した。
「今日は、俺がやる………ッ。」
澪は俺の腕を掴んで、指を抜かせた。
澪の目に情欲が映る。
息は上がっていた。
「マジ?騎乗位?最高!澪大好き!」
「うるさい、変態っ!」
「澪にだけだよ、俺は。」
「………っ」
「でも今日は立ちバックの気分なんだけどな。
澪、攻守チェンジしない?」
「しないわ!ばか!!」
えー。今日は立ちバックで鏡越しに
澪を貪りたいのにな。
淡い俺の妄想も、澪が
俺の自身に手を添えたことによって
現実に戻された。
「挿れる……から……っ」
「ん………ッ」
ゆっくりと澪のナカに
俺が沈んでいく。
澪の中はすごく熱い。
そして、同時に尻にも違和感を覚えた。
「な!?澪、何して……」
「せっかくだから……ッ
退、もっと気持ち良くなって……」
また尻に入れられたのは
先程のバイブ。
「くぅ………ッ!!」
思わず力が入る。
前は澪、後ろはバイブ。
フェラでも耐えられなかったのに
こんなのおかしくなる。