第3章 シオフキ
「あ!う、……ふああああ!
出そうだけどっ!そんな!嫌だって!!」
「なんで?俺、退が気持ち良くなってる所
もっと見たい。」
「ーーーッ!!」
「ほら、潮吹いてみなよ。女の子みたいに。」
澪は俺を見て微笑む。
それは玩具を手にした
子どものように純粋無垢な笑顔だ。
ああ、また惚れ直した。
って自分を嘲笑う。
「じゃあ!!っ出す!出すから!! 」
「うん。」
「ーーぅあああああっ!!」
排尿感のまま俺は腰に力を入れる。
精液ではない何かが飛び出し、
ビュッビュッと俺の腹と
澪の手を汚した。
「ーーーーッ!………はぁ、っ………んぁ……。」
バイブが抜かれて圧迫感が去り、
ぐったりと力が抜けた。
澪は俺の顔に寄ってきた。
「退、上手じゃん。潮吹き。」
「……ん…。」
頭を優しく撫でられる。
澪は嬉しそうだった。
「気持ちよかった?」
「………はぁ、すっごく。」
「そっか。じゃあ……」
澪が着流しの腰紐を取る。
澪の白い肌が露出し、
俺は目を奪われた。
「俺も気持ち良くなっていい?」
澪の自身は勃起していて辛そうだ。
服を脱ぎ捨てた澪に
俺は体を起こし、
澪にむしゃぶりついた。
「んぁ……ふぁ……あ……っ」
澪の胸の突起を口に含み、
秘部に手を這わせる。
先程出してしまった潮を手につけた。
多少は濡れるからいいかな。
とぷとぷと澪の中に指を沈みこませた
快感で澪の体が反る。
「やぁ……退ぅ……ふぁああっ!」
膝立ちの澪は腰が
立たなくなってきたようで
俺の肩に体を預ける。
いつもよりも溺れるのが早い澪に
笑いがこみ上げた。