第3章 シオフキ
「…………終わったよ……。」
激しく屈辱的な浣腸が終わり、
部屋に戻る。
澪はその間に着替えていたらしい。
普通の着流しを来た澪が、
ベッドに座って俺を待っていた。
「…………なんで服脱いでないの。」
俺を見る澪の目は冷たい。
玩具が思い通りに動かなかった子どもみたいだ
「……脱ぐよ。」
澪の機嫌を損ねないように
服を脱ぎ捨てる。
…俺はウブじゃないから、
恥ずかしくなんかない。
「……寝て。」
澪に言われてベッドに寝転がる。
澪は俺の近くに座った。
「………澪、1つ聞いてもいい?」
「何?」
「……その、さ。何するつもりなのかな?」
俺が聞くと、澪は
にやりと笑った。
「たまには俺の痛みを分かって
もらおうと思って。」
「……………そ、そっか……はぁ。」
………やっぱり掘るつもりらしい。
さようなら、俺の処女。
俺がため息をつくと、
澪はまた口を開いた。
「大丈夫だよ、退。今日は我慢してた分、
いっぱいイカせてあげるから。」
澪は悪戯っ子のように笑った。
ああ、なんかドキドキする。
澪になら掘られてもいい…かも。