第2章 オシオキ
やったことないのに
なんだかんだ言って、
澪は真面目だ。
決心したらしく、俺をちらちら
見ながらローションの蓋を開ける
「ほら、そんな所から
やっても分かんないよ。
俺にちゃんと足開いて見せて。」
俺に言われて、澪は
仕方なくM字に足を開き、
ローションを塗る。
「……ヒッ、つめた……っ」
いつもはちゃんとあっためておくけど、
今日はお仕置きだからね。
ふふっ、煽られるなぁ、その顔。
澪は指にローションを塗りつけ、
指を差し込んでいく。
「ふぅ、うっ……はぁ……」
体をそらして快感に耐えながら、
じゅぷじゅぷと指を埋めていく。
最初は1本、2本と増やしていき、
澪は自分のイイトコロを擦って
感じていく。
「解れてきた?じゃあ、バイブ使おっか。」
「あ、……はぁっ……、」
澪は快楽を求めて手探りで
バイブを探し、ローションをつけて
挿入していく。
指とは違う太さに、思わず声をあげる。
「あ、あ、ああっ!ひゃあ……うっ……!」
ふふ、無意識に1番太いやつを
選んじゃうなんて、澪のエッチ。
「澪挿れるので精一杯みたいだし、
俺がリモコン動かしてあげるよ。」
ダンボールからリモコンを取り、
スイッチを押すと澪が
一層に喘いだ。
「あああっ!や、やば……はぁ、はげしっ!」
足をブルブルと震える澪は
快感にどんどん沈んでいく。
「澪、反対の手で前も
ローションたっぷりつけて擦って。
もっと気持ち良くなれるよ。」
「ぁ……はぁ!…気持ち、良く…なりたいっ!」
澪は後ろを動かす指を一旦止めて、
前にローションを垂らす。
ぐちゃぐちゃと水音が響き、
澪は真っ赤な顔で喘ぐ。
「や、ぁ…はぁ、はぁッ…さが、るっ!」
「んー?」
「うぁ、い……イク……っ!!」
「……はい、澪ストップ。」
バイブの電源を切り、
ソファから乗り出して、
澪の腕を掴み、行為を止めさせた。