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【イケシリ】sweet dreams*2【短編集】

第4章 あなたに焦がされて —王宮アラン―


じりじりとその刺激は這い上り、脚の間へ向かっていった。

「や、っはぁ……んぁあ っ
 そんなとこっ…やだぁ…綺麗じゃないよ…」

唇は陰核に吸い付き、熱く膨らんだそこを優しく撫でるように舌が往復する。
挿入ったままの指を、溢れた愛液がさらに濡らし、それは手首を伝っていった。

「別に汚くないだろ……おまえだってしてくれることあるのに…… 」

左手でもう一方の膝が押し開かれる。

「も、やだ……アランんっ 」

「ん、よく見える……。」

濡れそぼった中心を刺激すると、中からはさらに溢れ出してとまらない。

「音立てな、いでっ…… 」

「こんなに気持ちよさそうなのに?」

はこうしてアランに翻弄され続けていった……。





「この後アランのお部屋、行ってもいい?」

キッチンの後片付けをしながらがぽつりと言った。

「なんで。おまえ明日は早いから今日は自分の部屋に戻るって言ってただろ。」

「だって、私だけ……アランは?」

アランの手がピタリと止まる。

「ったく人が我慢してんのに……、いいけどここちゃんと掃除してからな。すげぇびしょびしょ。」

「もう!意地悪!」

オーブンの温度は下がっても、2人の熱はまだまだ冷めそうにありません……。


2017.12.10


続くかも。
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