【イケシリ】sweet dreams*2【短編集】
第3章 放課後の罠(R18エンド)—アーサー—
下着はするりと抜かれ、開いた脚の間へ再び快感が襲う。
「ふ…ぁっ 」
まだ誰も触れたことのないその奥へ、アーサーの指が少しずつ入っていった。
中でうごめく感触に思わず腰が浮く。
「は感じやすいのかなー?かーわいい…これだけ濡れてれば、大丈夫だと思うから……。」
そう言ってアーサーはベルトをゆるめた。
これから自分の中に挿入ってくるであろうそれが視界に入り、心臓が大きく跳ねる。
「力、抜いてね……。」
耳元で囁かれてもそんなの無理だと思ったけれど、首筋を這う舌に身体は簡単に蹂躙されていった。
熱い塊が入り口を少しずつ押し広げて、わたしの中が満たされていく。
小さくグラインドする動きは、馴染ませるように優しく、でも私をどんどん昂らせる。
「んんっ…… 」
「ごめ……のナカ、すごい……っ 」
なんで謝るの?と思った次の瞬間、アーサーは大きく動き出す。
「やっ あ…… んぅっ 」
思わず出た声を手で塞がれた。
「っは……ごめん、ちょっと止まれない…… っ」
激しく突かれ、じわじわと快感の波が押し寄せてくる。
私は口を抑えられたまま隙間から息を継ぎ、アーサーのシャツをぎゅっと掴んだ。
抑えた声で名前を何度も呼ばれて、鼓膜まで犯されているような気持ちになる。
そして、喘ぐ吐息が一瞬止まったと思った瞬間、アーサーが私を強く抱きしめた。