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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第3章 友情か


「…シャワー浴びよう。」

そうポツリとつぶやき、立ち上がる。

こうして考えていても仕方ない。

“答え”は佐久間さんに聞けば分かる事だ。

昨日のお酒のせいか相変わらず頭は重く、身体はだるい。

あれこれと考えたせいで、すっかり疲れてしまった。

シャワーを浴びれば、少し頭も身体もすっきりするだろう。

佐久間さんの気持ち良さそうな寝顔を確認し、私は寝室を出た。



音を立てぬよう寝室のドアを閉める。

リビングを見渡すと、驚く事にテーブルの上は綺麗に片付けられていた。

キッチンを見ても、洗い物1つ残っていない。

まさかと思い、グリルを開けて中をのぞく。

きちんと水洗いをしたのか、わずかに水滴が残っているだけだった。



もちろん、洗った記憶などなかった。

無意識に片付けを終わらせてからベッドへ入ったのだろうか。

いや、私はそこまてま几帳面ではない。



佐久間さんが片付けてくれた。

そう思うのが自然だ。





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