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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第3章 友情か


「じゃあ…私は“根暗な数学教師”ですね。」と私は笑った。

そんな私を見て、愛美先生はまた声をあげて笑う。

「じゃあ、また“保健室のオバサン”と“根暗な数学教師”で飲もうよ。」

「はい。」

「合コンもしちゃう?」

「いえ、ちょっとそういうのは…」

「冗談だよ。」



二人で目を合わせ、笑う。

もともと親しい友達が少ない私にとっては、愛美先生は東京で出来た初めての“飲み友達”かもしれない。

それと同時に、兄弟のいない私にとって一回り以上も年上の愛美先生は“お姉さん”とでも呼べる存在か…。



どちらにせよ、私にとっては貴重な人だ。



「今日は終電まで飲むよ!!
お互いの事を知るには、お酒を飲んで話すのが一番なんだから!!」

「はい。」



煙の立ち込める焼鳥屋に、私達の笑い声が響いた。






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