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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第3章 友情か


「…美味しい。」

「でしょ!?
見た目は悪いけど、ここのが一番美味しいの。
冬になったらモツ煮込みも食べられるんだけど、それも絶品!!」

「モツ煮込み…好きです。」

「じゃあ、また来なくちゃね。」



焼き鳥を片手にビールを飲む。

他愛ない話に笑い、またビールを飲む。

こんな事をしたのは初めてだった。

24歳にもなってもまだ“初めて”の事があるなんて、私はどれだけ人生経験が浅いのだろうと思う。

しかし、そんな私にも愛美先生は優しかった。

先ほどまでの警戒心はもう無い。

今はこうして愛美先生と笑い合いながら食事を楽しむ事に夢中だ。





「…何か、意外です。」

「え?何が?」

「私なんかとは…住む世界が違う人だと思ってました。」

「何それ!?」

「私と違って…愛美先生は“素敵な大人の女性”だから。」






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