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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第3章 友情か


「小松さん、今日はお休み。
それを伝えに来たの。」

「…え?」

「いつもここで小松さんとタバコ吸ってたでしょ?
彼女、今日は欠席だから。
橘先生が待ってたら困るだろうなと思って。」



いつから気付いていたのだろうか…。

「そうですか。」とだけ応えると、そのまま愛美先生の出方を待つ。

否定する事も出来たが、言い訳をするようで見苦しいと思った。

愛美先生の言う通り、私達がいつもここでタバコを吸っていた事は事実だ。



彼女はこの事を誰かに話したのだろうか。

そうなれば私は教師を続けられなくなるだろう。

正直、それでも良いと思った。

教師という仕事にやり甲斐など感じた事はない。



ただ、彼女はどうなるのだろうか。

小松加奈。

彼女は停学か…いや、退学になってもおかしくはない。



ここ2ヶ月は目立った欠席もなく、登校していた彼女。

進級出来る見込みがある彼女を、こんな事で退学にはさせたくなかった。






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