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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第21章 あなたがおしえてくれたこと


「一緒にお弁当食べよう。」



そんな言葉をかけてもらったのは初めてだった。



2年生になった春。

私はようやく“友達”と呼べる存在に出会った。



瑠美には全てを打ち明けられた。

それは瑠美を信用していた…というよりは、“友達”とはそうあるべき存在という私の勝手な妄想からだった。



「きっと上手くいくよ。

村瀬先生も加奈の事が一番好きだよ。」



そう笑ってくれる瑠美の顔を見て、私は安心したかったのかもしれない。






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