• テキストサイズ

【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第21章 あなたがおしえてくれたこと


放課後の屋上。

橘先生と過ごす事が日課になっていた。



私のために付き合ってくれている。

変わった教師だとは思うが、嫌ではなかった。



徐々に村瀬先生とは会える日が減っていった。

それは2学期が終わり、短い冬休みが終わっても変わらない。

そうなってしまった今、放課後の屋上だけが私の居場所だった。



私は…一体どうすれば良いのだろう。



私は…村瀬先生に愛されたい。



ただそれだけを願っていた。



私は全てを橘先生に話した。



クラスで孤立した原因。

そして、村瀬先生との関係を。



「付き合っている」という言い方をしてしまったのは、私がそうなる事を強く望んでいたからだった。



もう、自分の心の中だけに留めておくのは限界だった。




/ 768ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp