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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第21章 あなたがおしえてくれたこと


恋人同士であると思いたかった。



村瀬先生は恋人との旅行を終えた後も会ってくれた。



コンビニで待ち合わせをし、ドライブスルーでコーヒーを買い、ドライブをしてからホテルへ向かう。



村瀬先生への恋心と…大きな虚無感。



それでもセックスをしている間は強く満たされていた。



行為が終わり、いつものようにタバコを吸う村瀬先生に寄り添う。



私は…村瀬先生にとってどんな存在なのだろうか。



「彼女って?」

「何がですか?」

「いつから付き合ってるの?」

「大学時代からです。」



心がえぐられていくようだった。



それでも…私は村瀬先生といたかった。



「抱き締めて。」

「良いですよ。」



タバコを消し、強く強く抱き締められる。



例え恋人がいようとも、私への村瀬先生に対する想いは増すばかりだった。






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