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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第21章 あなたがおしえてくれたこと


ネットで知り合った男達とは、セックスだけでつながっていた。



必要とされたい。

満たされたい。

そんな想いで関係を持ち続けた。



たった数分。



それでも良かった。

誰かとつながっているという事実が私は欲しかった。



学期末テストの結果は散々だった。

当然だと思う。

もともと勉強は嫌いだ。

そんな事よりも…今は明日会える男を探したい。



貞操観念が低いと思われようとも、私は不特定多数との関係を絶ち切る気など全く無かった。



放課後、英語の補習を受けるために視聴覚室へと行ったのは7月のとても熱い日だった。



そこには私を含めて5名の生徒がいた…ような気がする。

机に座り、英単語のプリントを解くというだけのもの。

早く帰りたかった私は、見つからぬよう携帯電話を見ながら問題を解いていた。



今日はこれから会わなければならない人がいる。

“5万円おじさん”

最初に私を“買って”くれたあの男だ。



あれからも時々会い、セックスをし、金を受け取っていた。






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