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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第13章 夢の続きを話そう


「確かに、小松さんとは“よく会って”はいましたよ。」

悪びれる様子もなく、村瀬先生はそう淡々と話し始めた。



「それは…どちらからですか?」

「どちらとは?」

「あの…どちらから誘ったんですか?」

「電話番号を交換したのは僕からです。

教科書で分からない部分があるので教えて欲しいと言われたので、僕の方から電話番号とメッセージのIDを交換しました。

しかし、それは小松さんにだけじゃない。
他の生徒にもしている事です。

まぁ、小松さんは知らなかったと思いますが。」

「それが…どうして男女の関係にまでなったんですか?」

「…“男女の関係”ですか。」



村瀬先生は腕を組み、考える素振りを見せる。



きっと、私にこんな事を問い詰められるとは思ってもいなかっただろう。

教頭に詳しく話を聞かれた時には上手くごまかせたようだが、私は教頭とは違う。

事なかれ主義の教頭とは違い、私は小松さん本人から村瀬先生との関係を聞いている。

それを村瀬先生も理解しているはずだ。






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