• テキストサイズ

【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第13章 夢の続きを話そう


「ちょっと失礼します。」



村瀬先生は窓際の席に座るなり、ポケットから携帯電話を取り出した。

メッセージでも打っているのだろうか。

手早くフリック入力を済ませ、携帯電話を再びポケットへとしまう。



「婚約者と待ち合わせをしていたので。」

「そうですか。」

「同僚とカフェにいると送りました。」

「すみません。
お忙しい所、お時間いただいてしまって。」

「いえ、良いですよ。
それより、話って何ですか?」



渇いた喉にアイスコーヒーを流し込む。



私が村瀬先生と話したい事…それは彼女の事に他ならない。

村瀬先生も一度、教頭に詳しく話を聞かれていたようだと愛美先生が言っていた。

ならば話は早い。

私が知りたいのは、彼女との今後の関係をどうするつもりなのか。

一番はやはり今後の事だが、どういった経緯で彼女と一線を越えてしまったのか。

詳しく話してもらいたいと思う。



彼女側から見た話ではなく、村瀬先生側から見た話を…。






/ 768ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp