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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第2章 高校教師


「しっ…してませんよ!!」

動揺からか思わず声がうわずる。

突然何を言い出すのだと、私は頬を赤くさせた。

男はそんな私を気にもとめず、「そう。」と短く返事をすると、部屋の中をうろうろと歩き回る。

一体この男は何者なのだろうか。

そして、なぜいつまでも私の部屋で過ごしているのだろう。



「シャワー借りたから。あと、タオルも。」

キッチンの明かりをつけ、男は冷蔵庫のドアを開けた。

まるで自分の部屋であるかのように、水のペットボトルを取り出す。

「水、もらってもいい?」

「あっ…はい。」

「ありがとう。そういえば…昨日もありがとう。」

「昨日?」

「外で寝てる時、水くれたでしょ?」



コップに水を注ぎながら、男はフッと笑った。

私よりもずいぶんと年上であるはずの男。

しかし、その笑顔はどこか少年のような無邪気さがあった。






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