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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第10章 まばたき●


ゆっくりソファーへと押し倒された。

甘く激しいキスを繰り返しながら、佐久間さんの手がワンピースのファスナーを探す。

私は背中へと手をまわし、ファスナーを下ろそうとした。



しかし、その手を佐久間さんは優しく拒んだ。



「…俺が着せたんだから、俺が脱がすよ。」



少し舌足らずな佐久間さんの甘いささやき。

熱くなる頬に吐息がかかる。

ソファーの上、うつ伏せになった私の首筋にそっとキスをすると、佐久間さんはワンピースのファスナーをゆっくりと下ろした。



「…んっ。」



佐久間さんはファスナーの間からのぞく私の肌に何度もキスをする。

その度に身体は弾むように反応した。

一体どんな表情で私の背中へ口付けているのだろう。

瞳を閉じると、艶かしい表情をした佐久間さんの顔が浮かんだ。



ブラジャーのホックが外される。

締め付けから解放された胸は、これから始まるであろう快感にときめきを隠せずにいた。






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