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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第9章 甘い嘘●


「…下ろしてください。
私…重いですから。」

「いや、重くないよ。」



佐久間さんは軽々と私の身体を持ち上げてしまった。

困惑し、ジタバタと暴れてみるも、佐久間さんは私を下ろそうとはしてくれない。

どこへ連れて行こうとしているのかは分かっている。

佐久間さんとはベッド以外でした事が無い。



間接照明の灯る寝室。

ベッドの上へと乱暴に下ろされた。

その瞬間、佐久間さんは着ていた服を脱ぎ捨てる。

今までの甘い一時とは違う。

今日はどこか余裕の無い仕草だ。



それでも私は構わなかった。



今日は私も余裕が無い。

こうして互いを求め合うだけの行為。

今欲しいのは甘いささやきなどではない。



もっと強い刺激が欲しかった。

狂ったように愛し合いたかった。

裸になった佐久間さんが私の身体へと覆い被さる。



ボタンの外れたシャツ。

脱ぎかけのストッキング。

ストラップが肩から落ちたブラジャー。

濡れて湿ったショーツ。



全てを剥ぎ取られた私は、佐久間さんの硬く起き上がった陰茎をそっと手で撫でた。






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