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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第9章 甘い嘘●


思わず顔が赤くなってしまった。



そんな私を見て、二人はお腹を抱えて笑い出した。

高杉さんが佐久間さんにキス…。

人前で一体何をやっているのだろう。

狼のような高杉さんに狙われてしまう、か弱い子羊のような佐久間さんの姿が容易に想像出来る。



しかし、高杉さんと初めて会ったあの日。

高杉さんはこう言っていた。

“俺はサクちゃんの彼氏”



あの言葉もあながち間違いではなかったようだ…。



「高杉さんって変態ですね。」

そう冷たく言い放ってしまった私の言葉に、二人はまたお腹を抱えて笑った。



「そうだね、まなみんには悪いけど高杉さん変態だね。」

「ちょっとやめてよ!!
高杉さんをバカにしないで!!」

「でも、高杉さんは誠実だよね。」

「そうそう。とっても誠実な人。」






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