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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第9章 甘い嘘●


「でもさ…」と、ユカさんは意味ありげに微笑む。

そんなユカさんと顔を見合せながら愛美先生も笑った。

一体何がおかしいのだろう。

今までの二人の話を聞かせてもらい、アイヴィーの凄さというのが少し分かった気がした。

こんなにも二人を熱狂させてしまうアイヴィー。



今ならば無知な私にも分かる。

アイヴィーは日本を代表するロックバンドなのだろう。



「まなみん、橘先生に教えてあげなよ。
高杉さんの魅力を!!」

「え~、そう?
話す?話しちゃう?」

「高杉さんって…ボーカルのですよね?」

「そうそう。
私、高杉さんの大ファンなの!!」



愛美先生は食い気味でそう言った。



確か…高杉さんはアイヴィーのほとんどの作詞と作曲をしていると、インターネット百科辞典に書いてあった。

という事はドラマのエンディング曲であるInsomniaも、先ほど保健室でミュージックビデオを観させてもらったstrawberryも高杉さんが作った曲なのだろうか。






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