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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第8章 身体の関係●


何て愛おしいのだろう…。

私の勝手なエゴで、これ以上佐久間さんを振り回してはいけない。

私だって佐久間さんと結ばれたいとは思う。



佐久間さんはキスをしながら、私のシャツのボタンを外し始めた。

あらわになっていく肌。

特別な下着など身に付けてはいない。

どこにでも売っているような、白いレースの下着だ。



劣等感を感じながらも、佐久間さんに身を委ねる。

優しい指先。

その指先に触れられると、自然と身体が弾んだ。

ブラジャーのホックを片手で外してしまう。

何て慣れているのだろう…。



私よりも長く生きているのだから、ただ単純に経験が豊富なのだと思う。

わずかな嫉妬心を覚えたが、今は佐久間さんの全てに溺れていたい。

まるで子犬のような瞳の佐久間さん。

その瞳に見つめると、心の奥が熱くざわめく。



「美波、綺麗だよ。」



ブラジャーを外し、あらわになった私の胸を見て佐久間さんはそうつぶやいた。






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