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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第8章 身体の関係●


私も隣で少し横になろうか。

昨日は結局、愛美先生の美容講座でほとんど眠っていない。

シャワーを浴びてから…とは思うが、疲れからかもう動きたくはない。



このままここでスーツを脱ぎ、ベッドへ入ろう。

佐久間さんを起こさぬよう、私はシャツと下着だけになり、ベッドへと潜り込んだ。

その瞬間、隣で眠る佐久間さんが寝返りをうった。

起こしてしまっただろうか。

慌てて眠ったふりをする。

しかし、隣から聞こえてきたのは気持ち良さそうな寝息だ。



そっと目を開け、佐久間さんの様子を伺う。

毛布からのぞく顔がこちらを向いていた。

年齢を感じさせない、少年のような寝顔。

柔らかそうな黒髪は思わず撫でたくなってしまうほど愛らしい。



ゆっくりと手を伸ばし、佐久間さんの頬に触れてみる。

フワリとした肌に、顎へとつながる髭。

何て色気があるのだろう。

毎日見ても慣れる事がない。

今も私は佐久間さんに緊張してしまう事がある。






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