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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第8章 身体の関係●


「今日はお風呂先に入りなよ。
食器、洗っておくからさ。」



そう言って佐久間さんは空いた食器をキッチンへと運んでくれた。

いつもなら二人でテレビを見ながら片付けをしていたが、今日はどうしたのだろう。

これから何かあるのだろうか…。

心臓がトクントクンと鼓動を早める。



私が早くお風呂へ入って欲しいなんて…



それはもう「しよう」と誘ってくれているようなものだ。



派手目な下着を身に付けた方が良いのだろうか?

しかし、私には男性が喜びそうな下着など1枚も持っていない。

こんな事ならば愛美先生に下着を見立ててもらえば良かった。

大学時代からの恋人である亮太と別れてもう1年…。

何をどうしていいのかわからない。



それでも、緊張や不慣れさに気付かれたくはない。

それは25年生きてきた女の小さなプライドだ。

何も知らない10代の若者とは違う。

私達は大人の男と女…。



「…じゃあ、先に入りますね。」

「うん。」



どうか自然な流れで出来ますように。

そう祈るようにバスルームのドアを開けた。






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