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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第8章 身体の関係●


「たまたま知り合った人なの。
笑顔が可愛いくて…何か意気投合しちゃって。

一緒に食事をしてお酒を飲んで、ホテルに送ってもらったんだ。

都内に住んでる人で、連絡先を交換したんだけど。
メールや電話は頻繁にするんだけどね、なかなかデートまでたどり着かなくて。

まだ一度しか会った事がないのに、おかしいかな?」

「おかしくないですよ。
回数や時間なんて…関係ないです。」

「橘先生に色々と言っておきながら…どうかしてるよね。

でも、彼の事が頭から離れなくて。
恋…なんだと思う。」



そう言いながら頬を両手で包み込む愛美が可愛いく見えた。

まるで恋に恋い焦がれる少女のよう。

私達は目を合わせて微笑む。

“好きな人がいる”

それだけの事が私達をこんなにも愛おしい気持ちにさせるのだ。



「聞いてくれてありがとう。
お互い、上手くいくといいね。」

「はい。」



力になれたかどうかは分からないが、愛美先生の表情はとても晴れやかに見えた。






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